概要
- 1シニア食堂はシニアの孤立防止とQOL向上、フレイル予防を目的とし、コロナ禍もオンラインを利用して活動を継続。またオンラインを機にシニアのデジタルデバイドの問題に気づき、江戸川大学に働きかけ産域学連携でスマホカフェを実現。体の健康の為にシルバーピラティスも開催する。
- 2野田市介護予防体操は、野田市が取り組むシルバーリハビリ体操事業に協力、筋トレ会は市が養成した指導士の会の一つで、この活動を助成している。
目標
地元NPOや行政等と連携し、健康づくり体操と食を主軸に健康づくりを推進します。シニア食堂では食と運動、学びやレクリエーションから健康づくりの他シニアの孤食防止や心の栄養からの楽しみづくりをおこない、体操のステップアップとしてシルバーピラティスを開催します。また、コロナ禍のオンライン企画の経験から、シニア向けのスマホやオンラインの講座を計画し、シニアの生活の向上を目指します。野田ではシルリハ体操の定期開催の再開を目指し、パルシステムの保有する野田センターと活動施設のパルひろば☆おおたかの森を中心とした居場所づくりへの貢献も目的とします。活動を通じて、多世代がつながり交流できることを目指します。
成果
流山市ではシニア食堂料理交流会のリアル開催を本格的に再開した。オンラインでは流山市情報政策・改革改善課の協力、スマホカフェでは江戸川大学と学生さんたちとのコラボ、産(パルシステム千葉)域(行政、NPO)学(江戸川大学)の連携の仕組みを作ることができた。シルバーピラティスと合わせ、孤食予防、支え合いの仕組みづくり、心身の健康づくりを実践ができ、スマホカフェは多世代交流の場ともなった。野田市では野田市高齢者支援課と筋トレ会と協力し、6月からシルバーリハビリ体操を再開した。心待ちにしていた高齢者が荒天でも通い健康づくりに貢献した。
展望
- 1野田市介護予防体操:
月2回の開催に向けて検討を開始する。今年度読売新聞掲載記事をきっかけに、スマホカフェに興味のあるボランティアが出てきたので、2023年度から始めた「スマホカフェ」との交流を計画している。 - 2シニア食堂:月2回。
新講師のもとシニアの生活に更に寄り添いつつ、内容をブラッシュアップする。 - 3シルバーピラティス:月1回。
今後制作するのぼりを活用して、講座の効果や楽しさをより広い層に周知する。 - 4スマホカフェ:月1回。
効果測定にもとづき、より充実した内容になるよう大学側と協議を重ねていく。この他パルシステム千葉組合員向けの「スマホ教室」について、組合員ニーズを確認したうえで開催に向けて検討する。
詳細
内容 | 集いの場づくり |
---|---|
対象 | 流山、野田市とも地域に暮らすシニアの方であればどなたでも参加できる。市民に限定せず近隣市町村からの参加も歓迎。 |
費用 | 無料 |
参加人数 | 流山シニア食堂(オンライン併用) 261人 流山シルバーピラティス 99人 スマホカフェ 189人 野田シルリハ 177人 年間合計 726人 |
協力 | 流山市情報政策・改善改革課、流山市社会福祉協議会、江戸川大学、東京電機大学、野田市高齢者福祉課、筋トレ会、NPO法人CoCoT、国立研究開発法人理化学研究所 |
支援 | 100万円以上300万円未満 |
URL |